子供に空手ススメる7つのポイント

格闘技を習うことで人に対する思いやりと忍耐を養い折れない心を育みます。運動する楽しみを覚え、生涯を通して心身ともに健康に過ごせるようになります。

単純見える空手の基本練習はやってみると分かりますが、かなりの運動量で、それだけでも体力十分に培われます。日本刀が繰り返しの鍛錬で強く美しく鍛えられるように基本練習の繰り返しの内に精神面も鍛え上げられ自ずと美しく強い心が身にがつきます。

武道は礼に始まり礼に終わるの言葉通り、空手の稽古はどんなときでも礼をしてから始まります。また、目上の者に限らず、同年の者、年下の者にも稽古で対峙する際には必ず礼をします。そのうちに礼や挨拶を、し忘れしまうと気持ちが落ち着かないなんてことになったりもして自然と挨拶や礼が身につきます。

学区や地域を超えて様々なタイプ子供たちと友人になれます。全国大会に出るようになると県外や海外の子供たちとも友人ななったりもします。また、学年や年齢に関係なく稽古は一緒に行うので年長のものは思いやりを学び、年少の者は年長の者の姿を見て思いやりの心を学びます。

空手の稽古は正中線(身体の軸)を常に意識して行います。子供の内から良い姿勢を覚えれば大人になってから肩こりや腰痛で悩んむこともなくなります。また空手の稽古は四肢を左右対称にバランスよく体幹を鍛えるので他の競技でも十分に力を役立てることができます。

当クラブでは空手の基本稽古に加えて、フットワーク練習などを取り入れて敏捷性の向上に努めています。また、上段や背面への攻撃など多種多様な蹴りの練習は片足でバランス感覚養います。形の稽古では手の指先、足先まで微妙なコントロールを必要となるので自然と身体の使い方を覚えます。

どんなスポーツでも一人では完結することは出来ません。切磋琢磨する誰かがいて成長を感じることもでき、喜び合える友達がいるからこそ楽しい。全ては自分以外に対する感謝の気持ちが大切です。空手は他に対する思いやりや感謝の気持ちを育みます。

空手の基本稽古は一生懸命やるも、手を抜いてやるも、実のところ自由です。必要以上は無理強いする事なく自主性に任せます。しかし、自主性に任せたとしても、いつのまにか自ら目標を持って稽古をするようになるものです。私生活においても同様に自ら考え行動するようになるはずです。

社会人に空手をススメる7つのポイント

日々仕事にで荒んだ心と運動不足の身体を空手の稽古でリフレッシュし、フィットネス、ストレス発散の手段として活用してもらえます。

空手の稽古だけでなく、異なる業界、違う会社、離れた年齢という立場の違う者同士が出会い、気兼ねなくお互いの状況を話せたり相談ができるコミュニティスペースとして活用していただけます。

会社勤めで弛んでしまった身体と、疲弊した精神のリカバリーを図れます。まずは3ヶ月続けることを目標に頑張ってください。体力がつくと共に心も健康になって行きます。

格闘技というものは稽古を続ける内に少々のことでは動じない精神というものが身について行きます。自身の上達と共に胆力が付き、争いごとを回避する能力というものも身について行きます。

四肢を左右対称にバランスよく鍛えることができ、強度も自分でコントロールしやすいので年齢・体力に合わして稽古をしてもらえます。稽古を継続して行けば必ず体力は増進しますし健康維持にも役立ちます。

あまり知られていないと思いますが世界の空手愛好者数は1億3000万人以上(2018年5月/公益財団法人全日本空手道連盟抜粋)とのことで世界中で愛好されています。国際的文化交流と言った一面もあるのが空手です。

格闘技を続けていると一瞬、自分が強くなったと錯覚をすることがあります。それは慢心であって自信ではありません。いかに上達をしたとしても、慢心する心は弱さの象徴です。いかなる時も自分はまだまだだと思う謙虚さが強い自分を作ります。

空手は激しいと思われがちがですが、それはあくまでも競技を主体とした空手であって、マイペースに生涯続けて行けるのも空手の特徴です。しかし、40代・50代・60代とクラスを分けた大会も開催されているので大会に出場もできます。